PH通り
RICOH GRⅢ
12月下旬に撮った写真はすぐに鮮度が落ちるような気がしていて、撮り溜めた写真をほったらかしにしていたら、もういくつ寝るとお正月…な日付になってしまっていた。師走に走らなければならないのは師だけではなく、今年のように異常な年末でも無事に年を越すためには皆走らなければいけないのだ。更新が滞って旬の写真の使い道がなくなった言い訳としては甚だお粗末だけど、仕事を無事に納めた今、ようやくクリスマスの記事を書く暇ができた、というわけでPH通りのイルミネーションを一枚…。
周南市の平和通りと御幸通りを結ぶこの小さな通りをPH通りというらしく、その名前の由来は平和通りのPEACEと御幸通りのHAPPYの頭文字からくるもの…、とネットの検索結果は教えてくれた。知らないことはなんでもネットが教えてくれるわけで、その分我々の記憶力は衰える一方だ。それはそれでしかたのないことだけど、ネットに流れる情報には必ず嘘も混じっている。そしてその嘘を真に受けて恥を晒してしまう悲しい事実も時々見かける。今年は特にコロナ禍に関するデマも多かったようだ。記憶力はともかく、情報処理能力はしっかりと養っておかないとなぁなんて思いながらPH通りの由来の真偽を考えている年の瀬のひととき…、少なくとも水素イオン濃度とは関係ないだろうという結論を導き出した僕の脳細胞はすでに寝正月モードに突入している模様である。暇を持て余す年越しになりそうだ。
