航空学生卒業式
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M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150 F2.8PRO
在宅で仕事をしていると窓の外で大きな音がし始めた。事前に市からメールが来ていたので驚きもしないが普段飛んでいる練習機の音とは全く異なる、なんと言えばいいか、これが戦闘機の音なのだろうが、聞きようによっては雷様が大きな掃除機を持って空の掃除をしている絵が頭に浮かぶような音だ。
音がし始めてからカメラのレンズを望遠に付け替えベランダに出てみた。まずは機体を探すことから始まる飛行機という被写体、これは卒業してゆく航空学生へのはなむけの飛行展示であり空に絵を描くための白煙が出るので分かりやすいが、煙が出ていなければなかなか見つけられるものではない。この日は予行練習ということだったけど、天気予報と睨めっこしながらこの日を撮影日として選んだ。ベランダで構えていると最初は遠く、だんだんと近くを飛ぶようになってきた。久しぶりに連写して、撮った写真が500枚余り…。後で写真を選ぶのが大変だなと思いつつもカメラで機体を追える平和な環境がとてもありがたかった。
なぜならこんなに速く飛ぶ機体から逃げ惑う必要がないから…。この機体には爆弾を積んでいないから…。この日、はなむけの飛行展示を見た航空学生はさらに4年の訓練を経て空自のパイロットになるという。願わくば彼らが戦地へ赴くことのないように、あるいはこの国の空で怖い思いをしないように、そう願わずにはいられない。
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M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150 F2.8PRO
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急ぎ足の春爛漫
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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100 F4.0PRO
つい最近まで暖房フル稼働で電気代は3万円を超えてしまってため息を吐いていたのに、前の週末ときたら上着が要らないほどの陽気になって半袖で歩く人すら見られるようになった。
ずいぶんと更新をサボっていたこのブログ、実はサボっていたのではなく季節の花を追いかけてあちらこちらをうろうろと彷徨っていたわけである。お陰でブログネタだけはたくさんあるのに更新が追いつかず、いくつかのネタはすでに鮮度が落ちてしまって使えそうもない。こういうネタは今日の一枚?などというコーナー(笑)ででも使うとして今回のネタは先週の土曜日のお出かけの記事だ。萩市というところは古い街並みが売りの観光地なのだが、僕に言わせると季節の隙間を埋めるのにちょうど良い花の名所でもある。写真の陶芸の村公園などは比較的新しくできた公園だけど行けば満開の河津桜が見られる。近くには吉田松陰先生の生誕地もあり松下村塾や萩藩主の墓所である東光寺もある。
が、公園としての風格が出てくるにはもっと長い年月が必要だろうし、児童公園やグランドゴルフのコースなどが併設されていることもあり、公園としての風格を狙った設計ではないようだ。なので割り切って寄り気味の絵ばかりを集めてきた。もう少し季節が進めば世界遺産をバックに従えた桜の写真も撮れるだろう。その頃には休みが何日あっても足りないと思うけれど、紅葉の時季と並んでアマチュアカメラマンが最もウキウキする季節がそこまでやって来ている。その頃にはまたネタを腐らせてしまう予感が大いにするわけだが、そんな季節を無事に迎えられますようテレビを見るたびに思うのだ。どうか世界に新しい平和が訪れますように…。
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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100 F4.0PRO
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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100 F4.0PRO
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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100 F4.0PRO
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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100 F4.0PRO
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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100 F4.0PRO
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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100 F4.0PRO
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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100 F4.0PRO
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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100 F4.0PRO
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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100 F4.0PRO
E-5
OLYMPUS E-5
ZUIKO DIGITAL ED 70-300 F4.0-5.6
前のエントリーで70-300のお話をしたので少し写真を探してみた。カメラがE-5と表示されたのでこの時はたぶん三脚を立てての撮影だったのだろうと思う。何故ならE-5は重いのである。そしてデカい。こういう写真を撮るのに手持ちはかなり辛い。手ぶれ補正も今のカメラに比べると効果が弱かったことは容易に想像できる。その分、今よりはずっと丁寧に写真を撮っていたような気がするわけだ。そんなことで少し反省をして、もっと丁寧に考えながら撮影をしようと年に数回思うのが最近の常なのである。さてここで言葉にして書いたのだからもう嘘はつけない、頑張ってもう少し「おー」と言われるような作品っぽいやつを撮らなければ…。これは別に「おー」と言われるカメラが欲しいというわけではないので念のため…。
晴れ時々吹雪の笠戸島
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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100 F4.0PRO
今年は、というか今年も上関の河津桜が見られないので今までその時季に行ったことのない笠戸島へ行ってみることにした。2月20日の日曜日のことである。家を出る時には窓から晴れ間が見えたのでしめしめと思って出発したのだけれど10分と経たないうちに雪が降り始めてバイパスにのる頃には吹雪になってしまった。今なら少し引き返せば雪を被った国宝瑠璃光寺の五重塔を写せるかも?いやいや、すごく降っているように見えるけどすぐに止んで積もるほどじゃなかろうなどと心に葛藤を抱きながらも当初の予定通りに島へ向かうことにした。島とはいえ本土と橋で繋がっているので渡るのは簡単だ。幸い目的地に近づくにつれて雪は少なくなり、それでも島へ渡って最初に停まった駐車場から本土の方を見ると青空の向こう側は白いベールで覆われているように見えた。きっとまた雪が降り始めたに違いない。目的の河津桜はまだまだ咲き始めのようだけど、それでも満開になれば海とのコラボが綺麗だろうなぁと思わせるような景色が広がっている。下を見れば海上を歩ける遊歩道があったのでちょっと降りてみた。車を降りると風が強くてかなり寒い。同じ季節の日本海と比べたらベタ凪のように見えるのだが、沖に白波が立つということは瀬戸内海にしてはわりと荒れている方なのかな?遊歩道もところどころ波を被っているところがあった。いそいそと行ってきたよの証拠写真を撮って菜の花が咲いているところまできてみた。実はこのために望遠レンズを持ってきたのだが、40-150F2.8はやっぱり重い。と思っていたら40-150F4.0が発売されるというではないか?コンパクトでしかも軽くて…、写りの方はPROレンズだから間違いないだろう。お値段は…、ははは、やっぱりPROレンズだったわ。うーん、75-300売るんじゃなかったなぁ。考えてみればあれで充分な気がするということだ。フォーサーズのときも70-300で満足してたし、やっぱりレンズは手放さずに持っておくべきだねー。と定年再雇用のおじさんはしみじみ思うのでありました。
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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100 F4.0PRO
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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100 F4.0PRO
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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100 F4.0PRO
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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100 F4.0PRO
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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100 F4.0PRO
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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100 F4.0PRO
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M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150 F2.8PRO
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M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150 F2.8PRO
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M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150 F2.8PRO
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M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150 F2.8PRO
小春日和の椿原生林
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M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150 F2.8PRO
先週の土曜日、再び萩を訪れた。今度は街を素通りして真っ直ぐに椿原生林を目指す。途中、走りながらクルマの窓から見た萩往還梅林公園では梅まつりが行われていたようだった。駐車場の車の数から人出の様子が想像できたので梅の花はまたにして…、着いた笠山椿原生林も駐車場はほぼいっぱい、先の記事に書いた商店街や城下町よりもよっぽど多い人出で賑わっていた。そういえば地元局のローカルニュースで椿の話題がでていたのでその影響もあるのだろう。カメラを持って散策を始めると当たり前のことだが前に来た時よりも花の数も増えている。変わらないのは僕の写真のセンスだけのようで、これはもうどうにも致し方のないことだ。しかも昔の写真を見てみると変わらないどころか劣化しているようにも見える。劣化の訳は簡単だ。カメラの性能と反比例しているだけだ。すなわちフォーカス機能の充実、手ぶれ補正や高感度画質の向上などに伴って撮り手の真剣味が減ってしまったのが原因なのだ。クリスマスイルミネーションを撮った時の記事で少し触れたが、高感度ノイズが酷いカメラを使っていた時は、きちんと三脚を立てて低感度、長時間露光と手間暇かけて撮っていたのが、今はポケットからコンデジ取り出して構図も考えずにパシャで終わりなのである。この楽さ加減を知ってしまうと冬の寒い夜に三脚など持って歩けるか?ってなものである。あー、いかんいかん、いくら趣味とはいえこれではいい作品が撮れるはずもなく、そんな作品を撮る喜びも無くしてしまうではないか?と、話が迷走したところで帰り道の途中に河津桜が少し咲いているのを見つけた。そのまま笠山山頂方面へ向かうと展望台の下の河津桜がそこそこ開花しているのが見えた。去年は河津桜の綺麗な季節、というか桜の季節全体を病院でたくさんの管に繋がれて不意にしてしまったので、この小さな花をここで見られたことが何と嬉しかったことか…。
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M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150 F2.8PRO
RICOH GRⅢ
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M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150 F2.8PRO
RICOH GRⅢ
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M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150 F2.8PRO
RICOH GRⅢ
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M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150 F2.8PRO
RICOH GRⅢ
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M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150 F2.8PRO
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M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150 F2.8PRO
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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40 F2.8PRO
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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40 F2.8PRO
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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40 F2.8PRO
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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40 F2.8PRO
RICOH GRⅢ
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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40 F2.8PRO
RICOH GRⅢ
人のいない城下町
RICOH GRⅢ
早いもので2月もすでに終盤、この記事の写真は2月6日に撮ったものだから旬をずいぶん過ぎているわけだ。忘れないようにこの日の行動を記しておくと、この日は雪景色を見に山の方へドライブして時間が余ったので、最近、食器を焼き物に置き換えることを楽しみにしている嫁さんの希望でうどんなどを入れる丼を見に萩の街を訪れたのだった。田町の駐車場に車を停めて地方都市でよく見かけるシャッターの閉まった店ばかりのひと気のない商店街を通り抜けて城下町まで歩いた。田町商店街にひと気を感じないのはもう慣れっこになってしまったけど、全国区の観光地であるはずの萩城下町も歩く人はまばらで閉まっている店も多く、こんなに寂しい城下町は初めて見るような気がする。いくらコロナ禍でまん防の期間中であるにしろ正直これほどまでとは思わなかった。まぁ僕としてはGRⅢの色の設定が思ったようにできたかどうかが最大の関心ごと、同じく嫁さんは如何にお気に入りの器を見つけられるかがこの日の重要事項なのでそれぞれの目的を果たすべく城下町をひたすら歩くわけだ。このブログにも何度か登場した古い知り合いのお店でティータイムを過ごした後、嫁さんは目星をつけていたお店を再訪して希望どおりの萩焼の丼を買った。大して高いものではないが、例えば店の外に500円均一とかで値札も付かずに並べてあるような商品ではなく店内の陳列棚にきちんと並んでいたもので、その近くの棚にはひとつ50うん万円の値札がついた茶碗も陳列してあったりして、そんなものを見てしまうとこの先うどんを一杯食べるのも少なからず緊張してしまうのではないかと思う。冗談はさておき、「一楽ニ萩三唐津」の言葉は特に茶道に詳しくなくても聞いたことぐらいはあるが「萩の七化け」というのもあるらしくそれは経年変化で器の表情が変わってくることを言うらしく、全く持って道を究めるということは何の道にせよ大変なことなんだなぁと妙な納得をしたり、究めるにはやっぱり金がかかるものなのだと言い訳じみたことを考えてみたり…、だって50うん万円もする器で平常心のままお茶なんて飲めるはずないじゃないか?まぁ僕のカメラ趣味なんて道楽の域にも達しないほどかわいいものであることは間違いない。で、この日のGRⅢの色設定、少しずつ思った方向へ進んでいるようで、これが僕の「七化け」になればいいなぁと思っている次第である。
RICOH GRⅢ
RICOH GRⅢ
RICOH GRⅢ
RICOH GRⅢ
RICOH GRⅢ
RICOH GRⅢ
RICOH GRⅢ
RICOH GRⅢ
RICOH GRⅢ
RICOH GRⅢ
光の春
山口県光市冠山総合公園
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もう2月も半ば、この記事の写真は2週間ほど前に撮ったものなのだ。三寒四温の候、写真の旬はとても短くて、この梅園の主役はもう蝋梅から紅梅、あるいは白梅へとバトンが渡されていることだろう。
山口県光市冠山総合公園
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ところでこの三寒四温、中国北部や朝鮮半島で一週間の中で寒い日が3日続いたら温かい日が4日続くという意味を持つ言葉が日本に伝わって使われ始めたらしく、日本がこのような気候になることはないそうだ。もちろんネットの検索結果によるうんちくである。
山口県光市冠山総合公園
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我々が日常的にこの言葉を使うときの意味合いは「3日寒い日が続けば4日温かい日が続いて、そんな気候が繰り返されながらやがて春になっていくんだよ。」といったものではないだろうか?
山口県光市冠山総合公園
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2月の下旬には秋吉台で山焼きが行われる。早春の風物詩であるこの催し、令和4年は2月23日に予定されている。そして山焼きが終わった後、黒くなった草原を隠すように雪が降ることが多い。この雪を焼山隠しと呼び、雪国で大変な思いをしている方には申し訳ないのだがこれも早春の風物詩、決して冬の風物詩ではなくそこまできている春を感じる気象なのである。こんな時季が三寒四温の候だと思うわけだ。
山口県光市冠山総合公園
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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100 F4.0PRO
南北に長い国土を持つこの国は海に囲まれており、高い山もあり、そして四季がある。毎年巡る季節はその進み方も変化に富んでいて、それでも花の咲く時季はだいたいいつもあまり変わらない。不思議なことだ。不思議ではあるけれど、過去に撮った写真を見れば、もうそろそろあの花が咲くなぁなどとすぐにわかるのだ。それこそiPhoneひとつポケットに入れておけば事足りるのである。ということは…、来週あたりは萩だな?というわけで2週連続して萩に行ってきた。そのお話は次の記事で…。
山口県光市冠山総合公園
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山口県光市冠山総合公園
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