歩いたり食べたり撮ったり座ったり

カメラを持って歩くのが好きです。

人のいない城下町

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山口県萩市田町商店街

RICOH GRⅢ

早いもので2月もすでに終盤、この記事の写真は2月6日に撮ったものだから旬をずいぶん過ぎているわけだ。忘れないようにこの日の行動を記しておくと、この日は雪景色を見に山の方へドライブして時間が余ったので、最近、食器を焼き物に置き換えることを楽しみにしている嫁さんの希望でうどんなどを入れる丼を見に萩の街を訪れたのだった。田町の駐車場に車を停めて地方都市でよく見かけるシャッターの閉まった店ばかりのひと気のない商店街を通り抜けて城下町まで歩いた。田町商店街にひと気を感じないのはもう慣れっこになってしまったけど、全国区の観光地であるはずの萩城下町も歩く人はまばらで閉まっている店も多く、こんなに寂しい城下町は初めて見るような気がする。いくらコロナ禍でまん防の期間中であるにしろ正直これほどまでとは思わなかった。まぁ僕としてはGRⅢの色の設定が思ったようにできたかどうかが最大の関心ごと、同じく嫁さんは如何にお気に入りの器を見つけられるかがこの日の重要事項なのでそれぞれの目的を果たすべく城下町をひたすら歩くわけだ。このブログにも何度か登場した古い知り合いのお店でティータイムを過ごした後、嫁さんは目星をつけていたお店を再訪して希望どおりの萩焼の丼を買った。大して高いものではないが、例えば店の外に500円均一とかで値札も付かずに並べてあるような商品ではなく店内の陳列棚にきちんと並んでいたもので、その近くの棚にはひとつ50うん万円の値札がついた茶碗も陳列してあったりして、そんなものを見てしまうとこの先うどんを一杯食べるのも少なからず緊張してしまうのではないかと思う。冗談はさておき、「一楽ニ萩三唐津」の言葉は特に茶道に詳しくなくても聞いたことぐらいはあるが「萩の七化け」というのもあるらしくそれは経年変化で器の表情が変わってくることを言うらしく、全く持って道を究めるということは何の道にせよ大変なことなんだなぁと妙な納得をしたり、究めるにはやっぱり金がかかるものなのだと言い訳じみたことを考えてみたり…、だって50うん万円もする器で平常心のままお茶なんて飲めるはずないじゃないか?まぁ僕のカメラ趣味なんて道楽の域にも達しないほどかわいいものであることは間違いない。で、この日のGRⅢの色設定、少しずつ思った方向へ進んでいるようで、これが僕の「七化け」になればいいなぁと思っている次第である。

 

 

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山口県萩市田町商店街

RICOH GRⅢ

 

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山口県萩市田町商店街

RICOH GRⅢ

 

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山口県萩市萩城下町

RICOH GRⅢ

 

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山口県萩市萩城下町

RICOH GRⅢ

 

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山口県萩市萩城下町

RICOH GRⅢ

 

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山口県萩市萩城下町俥宿

RICOH GRⅢ

 

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山口県萩市萩城下町俥宿

RICOH GRⅢ

 

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山口県萩市萩城下町俥宿

RICOH GRⅢ

 

 

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山口県萩市萩城下町俥宿

RICOH GRⅢ

 

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山口県萩市萩城下町

RICOH GRⅢ